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落ち込んだときは

2020.7.22

「落ち込んだときは、怒るより泣いた方が良い。落ち込んだとき自分なりの対処法を持っていた方が良い」

そう教えてくれた方がいました。

だいたいの悩みは、人間関係にあるのだから、自分の思いが、思い通り届かなくて当たり前です。ミスをしたときももう時間は戻らないのだから、同じ事がないように今後挽回するしかないのです。分かっていても落ち込んでしまうので「修行の時だな…」と捉えるようにしています。

私は落ち込んだときは、大型の書店に行くようにしています。

たくさんの本のタイトルを眺めていると、宇宙の本や心理学の本、五体満足で生まれてこられなかった人の本、美味しい料理の本、かわいい動物たちの本など、さまざまな本のタイトルが目に飛び込んできます。手に取って帯やさわりだけ読むとその本の内容やメッセージをくみ取ることができます。

本屋さんという公共の場において、「自分はまだ良い方だ」「自分は落ち込んでいても美味しい物食べたいと思っている」「ここにいつか旅行したいな」「宇宙規模で考えたら笑える悩みかも」など、今いる現実から視点を変えて思考がまわっていきます。

最終的に「(こんなに落ち込んでいても)それでも生きていくんだから」って思えたら、「私にとっての幸せって何だっけ?」って考えます。その落ち込んだ原因から離れて幸せを考えたとき、私を落ち込ませた事実に固執、執着するのはやめようって思います。

今はそういう時だから、嵐が去るまで待とうって。

本屋さんで過ごす時間に差はあるものの、だいたいの悩みは本屋さんで解決します。それでもどうしても落ち込んでいるときは、信頼する方に話を聞いてもらっています。ただ聞いてもらいます。自分事に捉えてくれて私よりプンプンしたりシクシクしたりしてくれたりするので、とても有難い存在です。

自分の弱さを知って、どうしてもキツいな…と思ったら一人で悩まないことを決めています。

プロのカウンセラーにお金を払って話すこともひとつです。前向きになれなくても話すことで思考が整理されることもあります。企業に産業カウンセラーがいるのなら活用するのもひとつだと思います。

否応なしに世の中の流れが今までと変化していくことになって、落ち込むことも多いかもしれませんが、お互い支え合って幸せになれたらと願うばかりです。

月刊「かけはし」(7月号)

2020.7.17

タイトル名:月刊「かけはし」(7月号)
JAグループ秋田月刊広報誌「かけはし」の“CLOSE UP JA”コーナーの取材を担当いたしました。

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