完食は美徳という価値観が抜けません。
昼夜に外食をすると、農家や調理してくれたシェフの手間や思い、「命いただきます!」の生きとし生けるものへの礼儀、さらには「私は食いしん坊」という現実と、いろいろなことが重なって、
いつもいつも、「もったいない病」が発症してしまう。
私、そんな日々の積み重ねで、とうとう糖尿病予備軍とか、中性脂肪高過ぎ!に直面。いよいよ不健康が現実になってきました。
自己管理ができていないのでしょう。そうでしょう。そうでしょう。
自分事ながら、すみません、それはいったんちょっと置いておいて、
「もったいない病の予防案」として、もしも、もしも、昼夜の外食時にこんな常識(システム)がまかり通ったらうれしいなと言う、個人的な勝手な案を書かせてください。
残ったそれ、タッパに詰めて帰りたい(自己責任で)
ひもじい人に見えますか(´。`)
本音を言えば、腹八分目にして、今日の夜ご飯にまたは明日の朝ご飯に、この残りを食べたい。
朝の忙しいときに一食分作る手間が省け、食材も無駄にしません。
外食していると、よく、食事の途中、腹八分目でいったん休憩してしまいます。まだ食べ物はテーブル一杯にあるのですが、まぁまぁおなかいっぱいになって来た時。この時に食事を終えられたらと、最近よく思います。
「残飯は タッパに積めれば 一食分」
例えばですが、タッパに自己責任シールを貼ったら(消費日時をお店の人に書いてもらって貼るの)、タッパで持って帰ってもいいとか、もしくは「自己責任タッパ」なるものを新しく作って、条例でルール決めて、生もの以外なら、6時間以内には食べるか廃棄することとか、細かくルールにして。この際、特区にするとか・・・(詳しくないので浅い考えですが)
ランチもディナーも、1食頼んだら2人分の量が出てくるお店も多く、最高においしくて大好きなお店でも、量を考えて値段も下げて欲しいと思うこともしばしば。「メニューの量を考える会」という会ままだ無いようですけれど、大中小みたいに、同じメニューの量を細かく設定するとかしてくれると、本当にうれしいな。
食べ物をガンガン捨てて、店舗増やしている外食産業ってどうなんだろうって時々思うのです。
でも、でも、もしかしたら一部の農家さんにとっては
「捨ててでも 買ってくれれば それが神」
なのかもしれません…
こちらは秋田市のもったいないアクション
http://www.city.akita.akita.jp/city/ev/cp/tabekiri.htm
もったいないアクション協力店さんが行っているという「食う~べえタイム」。はじめて聞きました。食べ残しを減らすための取組でなくて、食べられる量を個人が選択できる取り組みをすべきではないのか。そうなると、惣菜とか「中食」で食べれば?ということになるのかな…。「外食」では、コストとか商売とか、【彼方立てれば此方が立たぬ】状態なのでしょうけれど…
消費庁「食べ物のムダをなくそうプロジェクト」
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/
プロジェクトという大枠はありがたいのですが、思うところがいろいろありすぎます
そろそろ、一つ一つのお店が、自分たちのお店の残飯0・食品ロスへの取り組みや考え方を提示して欲しいと思います。
飲食店やホテルで忙しく働いていると当たり前に食べ物をガンガン捨てます。私も飲食店でバイトしていたから分かります。
でもね、
「残飯は 1秒前まで 客の物」
あんなに精魂込めて作った野菜たち、あんなにコストかけて流通に乗ってきた食材たち。別のことに価値が置かれている様な気がします。
先日、子育てとお仕事をがんばる友だちと、ランチをしました。平日ランチは彼女にとって唯一ゆっくり食事ができる時間だそうです。食事も終盤を迎えた頃、彼女が「この残り物持って帰りたい。おいしいし、食材もいいものだし、夜ご飯の1品になるし、最高なのになぁ。今、おなかいっぱいだから食べらんねーし。残すしかないかな。食い意地はって食べようかな。旦那にも食べさせたいな。私って、やっこかな…」って、泣きそうでした。一食、一品、ラクしたい働く母が、食材にこだわった飲食店でランチを食べて、残したときに、こんな風に思うことを知り、私の心はキューってなりました。
そして、席を立ったとたんに、皿の上のそれは、残飯になりました。
「食べる」ことと同じくらい「捨てること」をもっと意識改革しないといけないと思いました。・・・なぜか、ナスDを思い出した。
こんな国もあるんだなぁ。お国柄もあると思うのですけれど。
食いしん坊の個人的な意見でした。
ウオーキング1日30分と週末時々バスケ、がんばります。