NEWS クローバープラスのニュース

GW休暇のお知らせ

2019.4.26

お知らせでございます。
4月28日(日)〜5月6日(月)までGW休暇のためお休みをいただきます。
5月7日より通常営業いたします。
令和になりましても、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。
スタッフ一同

「仕事」について

2019.4.13

仕事についての考え方に変化があったので備忘録として書いておこうと思います。

この先、12年くらい精進して過ごせば、また考え方が変わると思うのですが、新しい時代の始まりの前に書いておこうと思います。

若かりし頃、私は「充実した人生は、仕事のチョイスで絶対に決まる」くらいに思っていました。「人生の時間のほとんどを仕事に費やすことが当たり前」という時代背景で、諸先輩達の働きぶりを見てきたから。

残業も、休みも、当たり前に仕事するなら、「好きを仕事にするべき!絶対」というのが、私のこだわり選んだ信念でした。

しかし、SNSのアカウントを個人が持ち始め、個人の主張を自分のチャンネルで世界に発信できるのが当たり前になった頃から、時代背景は一気に変わりました。

個性優先の生き方が尊重される時代に突入し、法やルールを犯さない範囲で個性をいかに押し通して、自分らしく生きられるかが勝ち組のような風潮になりました。副業は当たり前、残業は悪。好きはアフター5と休日に十分楽しむ。
今まさに個性最強という時代を迎えようとしているのだと感じます。

そんな時、こちらのサイトを目にする機会がありました。

ベストセラー『バカの壁』で知られる養老孟司さんは、著書『超バカの壁』で、自身の「仕事論」をお話しています。

「自分に合った仕事を探しているから」と、ニートなどをしている若者に向けた言葉です。

「仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目の前の穴を埋める。それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているはずだなんて、ふざけたことを考えるんじゃない、と言いたくなります。(当サイトより )」

このサイトを見て、

人知れず、誰かがやらなければならない仕事に従事している人がどれほど大切で、そこで働く人たちがシステムとなってくれていることで守られている社会のサービスはたくさんある。このことに改めて感謝する機会をいただいたと思っています。

そこには「好き・嫌い」の概念はなく、「誰かがやらなければならないこと」しかありません。

「社会に空いた穴」に気づき、「穴を埋める人」がどれほど大事で、人口が少なくなった今、前にも増して必要な時代になったのだと思います。

ライフラインや社会福祉などの業界で従事してくれている人がいてこその、自己中心的な発想で「夢=仕事」を選ぶことができる。(もちろん、福祉で活躍すること=夢という方々がたくさんいることも承知です)

「仕事は人生の大半、そのチョイスは人生にとって何よりも大切…」。そう信じて疑わなかった時代はいったん終わるのだなと思いました。

「好きは探すべき」しかし、それを仕事にするか否かは別問題。

「仕事」とは人生において何か?は人ぞれぞれ。十人十色。全て正解の時代。

それでも、好きを仕事にできた自分は、性に合っているのでとても充実しています。目の前のお仕事に真摯に向き合っていこうと思います。感謝。

令和の令

2019.4.12

新元号が「令和」に決まり「令」を広辞苑(第七版)で調べてみました。

 

 

 

れい【令】で調べると、

「①命ずること。いいつけ。②おきて。のり。③長官。→令長。④他人の家族などを尊敬していう語。「-夫人」」とありました。

 

 

 

さらに「りょう【令】」でも調べてみると

「古代東アジア諸国の法典。」とあり、
「君主の命令から法令をまとめた編纂物をも指すようになり、日本では「大宝律令」として大成、710年に改定して「養老律令」三〇編九五〇余条とした」のだそうです。

 

 

 

令和と聞いて、令の字は命令の「令」という印象が強かったのですが、
ルール(おきて、法令)の中で個性がひかり「和」が保たれる時代に…という意味もあるのかなと個人的に思っています。

 

 

 

りつりょう【律令】を調べてみると、

広辞苑では「律と令。律とは刑法、令は行政法などに相当する中央集権国家統治のための基本法典。」とありました。

 

 

法令遵守(コンプライアンス)が企業にとって大切なこの時代に「令和」はふさわしい元号かもしれません。逆に、そうしたフレームをきちんと整えていない企業・団体は早いところ整えないとと…と思います。

調べれば調べるほど「令和」への違和感がどんどんなくなり、「なんだかこれからの時代にぴったり!」と思えるようになって来ました。

 

 

 

新元号の出典は、日本最古の歌集「万葉集」の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」とのことでした。

以下の序文から引用したそうです。

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」

安倍晋三首相は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」と「令和」に込めた意味について話していました。

 

安倍首相の「人々が美しく心を寄せ合う中で」という言葉は、

法令遵守しながらも、何かあれば歩み寄って、和を保ちながら、育んで解決して行こうというメッセージに聞こえてきました。当たり前のことのような気がしますが、歳を重ねるほどに実はなかなか難しいことなのかもしれません。
高齢化の進む秋田で暮らす中で、「美しく心を寄せ合う」という言葉を心に留め、具体的にどういうことなのかを考えながら「令和」を迎えたいと思います。

 

 

 

 

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