BLOG クローバープラスのブログ

おかげさまで12周年〜感謝〜

2023.11.16

弊社はおかげさまで 12周年を迎えました。

これまでご縁をいただきました皆さまに感謝申し上げます。

スタッフ一同 皆様により一層ご満足頂けますよう真心をこめて業務に専念する所存でございます。

今後とも ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

佐々木幸子

おかげさまで11周年〜感謝〜

2022.11.8

11月9日、2011年に法人登記してから 弊社はおかげさまで 11周年を迎えました。

個人事業の時代も合わせると創業13周年になります。

2020年からの3年間はとても大変な時期でございました。

今もなおコロナ禍は続いておりますが、ここまでたどり着けましたのも仕事のご相談をいただくお客様をはじめ、チームで動いてくれるパートナー企業様やデザイナーさん、カメラマンさん、ライターさんなど、皆様のご支援の賜物と感謝しております。心よりお礼申し上げます。

先日、4年ぶりに仙台へ行きました。

仙台の親戚に連れられて行ったご飯屋さんのトイレに、こんな詩が額縁に飾ってありました。

「感謝しかありません。

うちと同じようなお店がたくさんあるのに、うちを選んでくれた。

感謝しかありません。ありがとう。心からありがとう」

はっとして、トイレの中でしばらく眺めていました。「うちと同じような会社があるのに、うちを選んでくれたお客様。毎日やるべき仕事があるということはそういうことなのだ。スタッフ一人一人、私たちは選んでいただいたんだ」と、心に刺さりました。

改めて、大変な時期に選んでいただいたという事実を振り返り、選ばれることのありがたさと奇跡を感じ、この感謝をどう恩返ししていくか、この日からずっと考えています。

そのご飯屋さんの女将さんは、多分60代か70代。一線は退いているのかな…とお見受けしましたが、お店に来た一見さん(いちげんさん)にも「ありがとうございます」と一席ずつご挨拶にまわっていました。常連さんにも深々とお礼をしてから少しおしゃべり。なんだか「この母さん素敵だな」って思いました。

そして、弊社内の話になりますが、この11周年の節目を、前の事務所から共に引っ越してきた仲間たちと、同じ顔ぶれで迎えられたことがとても嬉しいです。

2020年にデザイナーさんが仲間に加わりました。2022年には、以前一緒に働いていた方がパートで戻ってきてくれました。

ありがたいことです。歳を重ねるごとに自分の未熟さを感じて恥ずかしくなることも多々ございますが、仲間には未熟なところも受け入れてもらいながらフォローいただき、共に精進したいと思います。

会社がお客様に選ばれる、会社がスタッフに選ばれる。選ばれることは嬉しくも責任も伴います。社長としては期待も不安もありますが、結果、選んで良かったと思われる企業と人でありたいです。

人格は人だけの言葉ではなく、法人も企業としての人格を持ちます。選ばれる「法人格」とはどんな人格なのか、考えながら変化していきたいです。

改めまして、スタッフ一同 皆様により一層ご満足頂けますよう真心をこめて業務に専念する所存でございます。

今後とも ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

佐々木幸子

会社の理念

2022.7.6

会社の理念を紹介したことがなかったと思いましたので、この機会にご紹介します。

事務所に大きく掲示されているのですが、作業室はお客様が入れない規則になっておりますので、ご覧いただける機会はほぼないと思います。

この理念は、たくさんの企業とお仕事をさせていただくなかで、すばらしいリーダーやスタッフさんの影響を受けて現在のカタチになりました。

2019年に新社屋に引っ越してから事務所に掲示しています。

弊社スタッフの一人一人が、会社の理念に基づき、判断し、理想を持ってお仕事をしています。

社会の常識と、会社の常識がズレないように、不易流行の精神で節目節目に見直したいと思います。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

まもなく4月1日

2022.3.24

あっという間に2022年4月1日目前。ブログが久しぶり過ぎですが、Clover Plusの面々は気張りすぎずに皆、元気にお仕事頑張っております。

4月1日は年度初めということもあり、4月1日から変わる制度などがいくつかありますね。身近なところでは自転車に乗るなら保険に入ってね、という条例がスタートし、4月1日より加入義務となります。


以下、秋田県HPより

自転車損害賠償責任保険等への加入等
自転車損害賠償責任保険等に加入しなければならない。(令和4年4月1日から加入義務化)【自転車利用者、未成年者の保護者、事業活動で自転車を利用する事業者】
・自転車購入者等に対して、保険加入の状況を確認し、未加入の場合は加入に関する情報提供に努める。【自転車小売業者】



乗らない自転車を処分しようか迷っている知人がいました。あると便利な自転車も、こうなると処分したくなる気持ちも分かります。

特に会社の業務で自転車を使う場合、4月1日からは保険に加入している自転車が必須です。個人所有の自転車で業務を遂行させるのか、会社所有の自転車を購入するのかによっても、雇用契約を整備しなくてはならないと思います。

また、新聞の記事で知ったのですが4月1日に企業にプラスチックの使用削減を促す「プラスチック資源循環促進法」が施行されるそうです。

ラベルレス飲料に関する各社の取組が盛んになると思われます。

環境などの観点からラベルレスの販売を進めている企業も多く、そうした商品を好む消費者も増えてくることでしょう。

これが何を意味するのか、自分たちの業界にどんな影響があるのか、

また、自分個人はどう思うのか、

自分で考えて、自己責任で判断することが大切だなと思います。

「自分で考えて自分で判断して出した答え」が、否定されない時代です。

ネットだけでなく、テレビのニュースだけでなく、自分で調べて、自分で判断することができる人、そういう個人と共和できる組織が重宝されると思います。

どの世代もこれまで以上に「生きる力」が必要な時代です。個性的すぎる個性たちと共和できる自分と会社でありたいと、心に決めた年度末でした。

追記

4月1日から秋田県は「多様性に満ちた社会づくり基本条例」を施行。条例の内容が具体的に示されることで、少なからず変化はあると期待しています。

また、LGBTなど性的少数者のカップルを公的に認める「あきたパートナーシップ宣誓証明制度」も4月1日から導入だそうです。

今頃「うっせぇわ」聴いてみました

2021.6.11

Ado(アド)さんという歌手が「夜のピエロ」を2021年6月14日(月)に配信リリースというニュースがありました。

「うっせぇわ」という曲がヒットしたという話題も耳にしていたので、今頃?と思う方も多いと思いますが、「うっせぇわ」の歌詞の全容を拝見しながら曲を聴いてみました。

うっせぇわ

歌詞引用 作詞作曲 ボカロP「syudou」

正しさとは 愚かさとは
それが何か見せつけてやる
ちっちゃな頃から優等生
気づいたら大人になっていた
ナイフの様な思考回路
持ち合わせる訳もなく
でも遊び足りない 何か足りない
困っちまうこれは誰かのせい
あてもなくただ混乱するエイデイ
それもそっか
最新の流行は当然の把握
経済の動向も通勤時チェック
純情な精神で入社しワーク
社会人じゃ当然のルールです
はぁ?うっせぇうっせぇうっせぇわ
あなたが思うより健康です
一切合切凡庸な
あなたじゃ分からないかもね
嗚呼よく似合う
その可もなく不可もないメロディー
うっせぇうっせぇうっせぇわ
頭の出来が違うので問題はナシ
つっても私模範人間
殴ったりするのはノーセンキュー
だったら言葉の銃口を
その頭に突きつけて撃てば
マジヤバない?止まれやしない
不平不満垂れて成れの果て
サディスティックに変貌する精神
クソだりぃな
酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい
皆がつまみ易いように串外しなさい
会計や注文は先陣を切る
不文律最低限のマナーです
はぁ?うっせぇうっせぇうっせぇわ
くせぇ口塞げや限界です…


改めて、言葉と曲のリズムがとってもユニークな曲だと感じます。アートスティックなので、この曲を抽象画で表現するのも面白そうだなと1人勝手に思っています。

さて、「不文律」という言葉のように、強めの言葉が歌詞の中で光って見えます。

「不文律」が意味する暗黙のルールについては、昭和、平成、令和を生きる私としては、それぞれの時代背景で思うことがあり、一辺倒な答えはでませんが

例えば、「酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい」という歌詞も、40歳を過ぎている私は「私が注ぐことで相手に少しでも喜んでもらえるならば……」という思いが芽生え、歳とともに負担を感じなくなりました。逆に「自分のペースで飲みたいから自分で手酌したい」という価値感が同等な立場で存在する……ということに気が付き、それぞれの価値観を大切に、気遣うことを心掛けています。

「自分のペースで手酌&おかわりしますのでどうかお気遣いなく(^o^)」と言葉に出して伝えられることも前より多くなりました。

私は、相手あってことなので、今のところ相手に合わせてその場で対応しています。また、無理してお酌をすることもありません。

会合などでは、お酌をきっかけにコミュニケーションをとりに来てくれる方もいらっしゃるので、そいういう飲み会の時はそういう時間も1つの要素として楽しみます。

ビールを持ってお酌に来ていただいても、ビールが飲みたくなければ「今日はビール控えていますのでお気持ちだけいただきます!ありがとうございます。」と伝えれば、それで済むことです。日常のちょこっとプンプンを「それで済むこと」に変換する技や術をたくさんもっていることが大人になることなのだと思います。

「それで済むこと(お互い気持ちよく解決すること)」まで思考がまわり、その所作や言葉が用意されていれば、何も怖いことはありません。怖いから不安になり、文句になりストレスになるのです。

……と言っておきながら、頭では分かっていても、未だに自分が未熟でそこに至らないことが多々あります。怖くて不安でイライラして、ハラハラして、言葉や心が乱れます。そんな時は限られた友達に話を聞いてもらって一旦スッキリ、そして「あのときどんな返しをすれば、お互い気持ちよく解決することになったのか」を考えます。後悔とアップデートの日々……。

いろいろな方が存在します。どちらも正しい……という価値観を受け入れていく時代の変革期です。「どちらも正しい」を本当の意味で分かった言動をしている人はそう多くありません。

ただ今強く思うのは、「社会人とはそういうもんだ!」という否応ナシの一方通行圧力は、控えた方がよさそう……ということです。

コロナ禍でも淡々と

2021.4.16

コロナ禍でも淡々と目の前のお仕事に全力をそそぎ、なんとか4月を迎えました。皆さまはいかがお過ごしですか。

お取引をしてくださるお客さまや協力会社の皆さまへは、心より感謝申し上げます。いつもありがとうございます。

行動が制限されるゴールデンウィークは、昨年に引き続き予定がほとんどありません。この機会に「古着でワクチン」をやってみようと思いまして申し込みました。

なぜなら、家の近くのリサイクルショップに服を持って行ったら、ブランド服でも値段が付かないと返される始末……

メルカリなどで売ればおそらく欲しい方はいるだろうけれど、私の性格上難しいので、ただ捨てるのではなく、社会貢献をと思って申し込みました。
これで、念願の!お部屋も心もスッキリできる!はず……です。

https://furugidevaccine.etsl.jp/

「古着deワクチン」は申込をすると専用回収キットが送られてきます。回収袋が25キロくらい入るのでTシャツが約100枚入ります。大きな強化紙袋なので、どんどん片づけがはかどりそうです。

開発途上国へ古着を送ると、再利用されるだけでなく、現地での雇用創出にもつながるのだそうです。

また、「古着deワクチン」を注文するだけで、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、一口につき5人の命を救うことができます。


捨てること、再利用を考えることまでイメージして、今後は物を買わないと……の時代到来です。SDGsの17の目標の中から、12「つくる責任 つかう責任」を1人ひっそりと、ゴールデンウィークに取り組もうと思います。

ディリリとパリの時間旅行

2021.2.4

「ディリリとパリの時間旅行」という映画を見ました。

公式ホームページ

ニューカレドニアからやってきた主人公ディリリ(女の子)が配達員のオレルとともにパリの誘拐事件解決に挑む物語。映像の美しさのなかで、時代を超えてたくさんの著名人が登場する物語はとても心に残る映画でした。

なかでも一番衝撃的だったのはその脚本。

パリで女の子だけが誘拐される事件が起こるのですが、女性に偏見を持つ男性闇組織の仕業なのです。女性が社会で活躍し生きることを良しとしない組織で、女性が活躍し出してから世の中がおかしくなったと。女の子が大人の女性になる前に、子供のうちから教育し直す的なことを考え、女の子だけを誘拐します。映画の中で誘拐された女性達は黒い布を被り、四つん這いになり、男性達の椅子になって過ごさなければならないのです。

もう一つ驚いたのが、映画の冒頭です。ニューカレドニアからやってきた主人公ディリリが、パリで動物園のように見世物になっているのです。数秒のカットだったと思いますが、ディリリのように肌の色などが違う人種が珍しかったのでしょうか。そういう時代もあったのかもしれないと思いました。

人種差別への戒めやフェミニズム的な主張もあり、今の社会に強いメッセージのある映画だと思いました。
映画の中で、のちのイギリス国王のエドワード7世にディリリがかけられる言葉が印象的でした。

「望むのは、多様な人々が互いを理解し、助け合うこと」。

さまざまなメッセージをくれるディリリとパリの時間旅行は、ピカソやキュリー夫人などと出会いながら進むので、作品としてもとても楽しめるものでした。

美しいパリの風景はミッシェル・オスロ監督自身が数年に渡って撮りためた写真をもとに作られたそうです。

フランス語の勉強にも良いそうです。

お時間ありましたらぜひ。

新年のごあいさつ

2021.1.5

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

弊社は1月4日より営業しております。

2021年、丑年。皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか。

私は静かに新年を迎え、お正月はドラマや映画を堪能しました。

特にNHKの朝ドラ「エール」は、最終回までの30話ほどをお正月に一気に見ようと録画していましたので、とても楽しみにしていました。泣いたり笑ったり、時代に翻弄される人たちの生き様から学び、音楽の力を感じた物語でした。

音楽に生きる人たちの、戦前と、戦時中と、戦後。

時代が否応なしに変わり、自分が信じた音楽の意義や価値観に向き合い苦しみ、

それでも生きていく主人公とその家族や仲間の様は、今の時代に重ね合わせることができました。

令和3年、いよいよ時代が否応なしに変わったと肌で感じます。

今のままでは、今までの正義や価値観のままでは、たぶん苦しい。

なので、この変化を楽しむことに決めました。

会社に所属する意味や意義、メリットデメリット……

会社が社員のためにあるならば、個々の幸せに寄り添える組織に変化していかねばと思っています。

家族とスタッフ、お客様やお取引先様のHAPPYがイメージできる変化を設計し形にし、その過程は大変だと思うけれど、楽しみたいと思います。

改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。

落ち込んだときは

2020.7.22

「落ち込んだときは、怒るより泣いた方が良い。落ち込んだとき自分なりの対処法を持っていた方が良い」

そう教えてくれた方がいました。

だいたいの悩みは、人間関係にあるのだから、自分の思いが、思い通り届かなくて当たり前です。ミスをしたときももう時間は戻らないのだから、同じ事がないように今後挽回するしかないのです。分かっていても落ち込んでしまうので「修行の時だな…」と捉えるようにしています。

私は落ち込んだときは、大型の書店に行くようにしています。

たくさんの本のタイトルを眺めていると、宇宙の本や心理学の本、五体満足で生まれてこられなかった人の本、美味しい料理の本、かわいい動物たちの本など、さまざまな本のタイトルが目に飛び込んできます。手に取って帯やさわりだけ読むとその本の内容やメッセージをくみ取ることができます。

本屋さんという公共の場において、「自分はまだ良い方だ」「自分は落ち込んでいても美味しい物食べたいと思っている」「ここにいつか旅行したいな」「宇宙規模で考えたら笑える悩みかも」など、今いる現実から視点を変えて思考がまわっていきます。

最終的に「(こんなに落ち込んでいても)それでも生きていくんだから」って思えたら、「私にとっての幸せって何だっけ?」って考えます。その落ち込んだ原因から離れて幸せを考えたとき、私を落ち込ませた事実に固執、執着するのはやめようって思います。

今はそういう時だから、嵐が去るまで待とうって。

本屋さんで過ごす時間に差はあるものの、だいたいの悩みは本屋さんで解決します。それでもどうしても落ち込んでいるときは、信頼する方に話を聞いてもらっています。ただ聞いてもらいます。自分事に捉えてくれて私よりプンプンしたりシクシクしたりしてくれたりするので、とても有難い存在です。

自分の弱さを知って、どうしてもキツいな…と思ったら一人で悩まないことを決めています。

プロのカウンセラーにお金を払って話すこともひとつです。前向きになれなくても話すことで思考が整理されることもあります。企業に産業カウンセラーがいるのなら活用するのもひとつだと思います。

否応なしに世の中の流れが今までと変化していくことになって、落ち込むことも多いかもしれませんが、お互い支え合って幸せになれたらと願うばかりです。

志村けんさん、ありがとうございました。

2020.4.3

確か、私は20代後半だったと思う。志村けんさんの「志村流」という本を読んで、人生の方向転換をしようと奮起しました。その本に書かれていた「一生をを24時間で考える」という考え方は、当時の私には目からうろこでした。

「人生72年、それが丸一日だ」と聞いたことがある。
 つまり、七十二歳=一日=二十四時間
 そして、七十二歳÷二十四時間=三歳
 ということは、一時間=三歳にあたることになる。
こうやって年齢を一日の時間に置きかえてみると、自分の一生を直感的にイメージする事ができる。

引用:志村流:志村けん(著)マガジンハウス

18歳なら、朝6時。

24歳なら、朝8時。

33歳なら、朝10時。

42歳なら、昼過ぎ。

54歳、夜6時。 

当時、30歳を目前に、

「まだ私の人生は午前中で、朝10時にも満たない。1日何をしようかまだいくらでも決められる!どこにでも行ける!」と思いました。

そして72歳で死ねたら本望だとも思いました。

今も、夕方6時まで、54歳までは、現役で精一杯、やりたいことやって、走り続けるって決めています。

志村けんさんのご冥福をお祈りいたします。

PAGE TOP